講座概要
ジャズっぽい響きや、少し大人っぽいニュアンスを出したいときに欠かせないのが、テンション・ノートです。
でも実際には、
- どのコードにどのテンションが使えるのか
- なぜ使える音と使いにくい音があるのか
- テンションは響きをきれいにするための音なのか、それとも流れを作るための音なのか
このあたりが、何となく曖昧なままになりやすいです。
この講座では、
コード → スケール → テンション
という流れを、初心者の方にもわかりやすく整理しながら学んでいきます。
「テンションって結局何ですか?」という段階の方でも大丈夫です。
まずはコードトーンとの違いから確認しながら、テンションがどうやって決まるのかを、できるだけやさしく解説します。
さらに後半では、テンションを使った実際のアドリブフレーズも紹介します。
フレーズではアッパーストラクチャー・トライアドも取り上げますが、難しい言葉だけで終わらせず、どう使うとジャズらしく聞こえるのかがわかる形で進めます。
ピアノ、ギター、ベース、管楽器、ヴォーカルなど、すべての楽器の方にご参加いただけます。
この講座で扱う中心テーマ
コード・スケール・テンションを一本の流れで理解する
この講座ではまず、
コードを見て、そのコードに合う音の並び(スケール)を考え、そこからテンションを見つける
という流れを整理します。
つまり、
コード → スケール → テンション
という順番です。
ここがつながって見えるようになると、テンションを丸暗記しなくても、少しずつ自分で考えられるようになります。
テンションノートはどうやって決まるのか
「このコードには9thがきれいに乗るのに、なぜ別のコードではぶつかって聞こえるのか?」
「11thや♯11、13、♭9などは、どういう考え方で出てくるのか?」
こうしたことを、できるだけやさしく説明します。
主に見るポイントは、
- コードの基本の音との関係
- 響いたときのぶつかり方
- スケールの中での位置
です。
つまり、どの音がそのコードの上で自然に使いやすいか、その仕組みを理解していきます。
テンションには「縦」と「横」の役割がある
テンションには、大きく分けて2つの役割があります。
縦の役割
コードの上に重ねたときに、響きに色や広がりを加える役割です。
これは、響きを豊かにする役目と言えます。
横の役割
テンションは、ただ響きをきれいにするだけではありません。
ある音から次の音へ自然に進んでいく流れを作ることもできます。
たとえば、
- 9thがルートへ進む
- 11thが3rdへ進む
- ♭9がルートや5thへ解決する
といった流れです。
つまりテンションは、
響きの色を作る音でもあり、
音楽の流れを作る音でもあるわけです。
この講座では、この2つの役割を分けて整理していきます。
テンションをフレーズの中でどう使うか
後半では、テンションを実際のアドリブフレーズの中でどう使うかを見ていきます。
ここでは、アッパーストラクチャー・トライアドという考え方も紹介します。
これは、コードの上に別の三和音を重ねて考えることで、テンションをまとまりとしてとらえる方法です。
この方法を使うと、
- テンションを1音ずつバラバラに考えすぎなくてよくなる
- フレーズとしてまとめやすくなる
- アドリブに取り入れやすくなる
という良さがあります。
難しく聞こえる名前ですが、やっていることは意外と実用的です。
「理論の話」で終わらず、そのまま演奏に使える形まで持っていきます。
講座内容(2時間構成)
第1部 テンションの基本をやさしく整理(約30分)
- コードトーンとは何か
- テンションノートとは何か
- スケールとテンションの関係
- コード・スケール・テンションを一本の流れで理解する
- どんな音が“使いやすいテンション”になるのか
第2部 テンションはなぜそう決まるのか(約30分)
- テンションを考えるときの基本ルール
- コードトーンとの距離関係
- ぶつかりやすい音が出てくる理由
- 9th、11th、♯11、13、♭9、♯9の見方
- メジャー系、マイナー系、ドミナント系での違い
第3部 テンションの「縦」と「横」を理解する(約20分)
- 響きを豊かにするテンション
- 流れを作るテンション
- テンション・リゾルブの基本
- ただ音を足すだけで終わらせないための考え方
第4部 実践フレーズ研究・体感(約30分)
- アッパーストラクチャー・トライアドの基本
- テンションを使ったフレーズ例の紹介
- アドリブにどうつなげるか
- 実際に音に出して、響きと流れを体感する
まとめ・質疑(約10分)
- 今日の内容の整理
- 練習でどう使うか
- 質疑応答
この講座で得られること
- コードとテンションの関係が整理できます
- スケールとテンションのつながりが見えてきます
- 「なぜこのテンションが使えるのか」が少しずつわかるようになります
- テンションを、響きの色としても、流れを作る音としても使えるようになります
- 実際のフレーズにどう入れるかのヒントが得られます
対象
- ジャズをこれから学びたい方
- テンションという言葉は聞いたことがあるけれど、まだよく分からない方
- コードとスケールの関係を整理したい方
- アドリブでもっとジャズらしい響きを出したい方
- 理論を実際の演奏につなげたい方
対象楽器:全楽器対応
開催場所・開催日時
場所
東京都墨田区亀沢3-13-6岩崎ビル2F
TEL:03-5637-7577
開催日時
令和8年5月4日(月・みどりの日)13:00-15:00
お問合せ
東京都墨田区亀沢3-13-6岩崎ビル2F
TEL:03-5637-7577

